メジャー( Major : 長調)とマイナー( Minor : 短調)
「明るい曲」はメジャー、
「暗い曲」はマイナーです。
では、その違いは何なんでしょう。
↓ メジャーとマイナーのスケールです。
ご覧の通り、
メジャー・スケールとマイナー・スケールはスタートする音が違うだけです。
音楽的な言い方をすると、
「 メジャー・スケール の 第6音からスタートすると マイナー・スケール になる。」
となります。
Key(調)の解説はメジャーでしてましたね、マイナーは説明してません。
実は、C MajorとA Minorは同じ調号(#、♭なし)です。
つまり、調号ではメジャーかマイナーは分かりません。
終止音で判断します。Cで終われれば、C Major。
Aで終われれば、A Minorです。
実際には、コード進行を見ればわかります。
そうです、Cで終われば、C Major
Amで終われば、A Minorです
Minor scale の種類
マイナー・スケールは3種類あります。
上の譜面には”A Natural Minor Scale“と書いてあります
メジャー・スケールの第6音からスタートして自然に出来るからでしょう、
“Natural Minor Scale“(自然的短音階)と言います。
これを、コードに都合良いように変化させたのが ”Harmonic Minor Scale” です。
A Harmonic Minor Scale
このHarmonic Minorの不都合を改善したのが、
“Melodic Minor Scale“(旋律的短音階)です。
下降のラインはNatural Minorになります。
A Melodic Minor Scale
本来はこの3つを使い分けるのですが、
僕らはコードからスケールを考えますので、
ほぼ自然と使い分けちゃってます。
詳細は改めて、解説します。(やさしい音楽理論 #09 参照)
「マイナーとはこう云うものだ。」と思っていてください。