オンライン・レッスン #02 オンラインレッスンを経験してみて

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オンライン・レッスン の紹介をアップした時点では、生徒さんがおられませんでしたが、

現在、2名の生徒さんがオンライン・レッスンを受講されています。

オンライン・レッスンの現状や感想をお伝えします。

各生徒さんの状況と感想

生徒さんA

オンライン・レッスン ”接続例 C”でレッスンを行っています。

オンライン・レッスン  接続例C


オーディオ・インターフェイス(オンライン・レッスン参照)とヘッドセット(ヘッド・フォンとマイクが一体型)を使用しています。( ↓ 機材リンク参照)
この方に関しては、音源をPCで流して、それに合わせて演奏してもらうことも可能です。
ベースの音色まで分かります。
基本、全く問題ないのですが、生徒さんの宅内が無線 LAN の為に、まれに不安定になります。
光ケーブルなので回線速度は速いです。

ほぼ問題なくレッスン出来ています

生徒さんB

PC 内蔵のカメラ、マイクでレッスンを行っています。
オンライン・レッスン ”接続例 A”ですが、PC 内蔵マイクがネックになります。

オンライン・レッスン 接続例A


PC 内蔵マイクのの性能上、低い音( 2弦 D 以下の音)は拾ってくれませんので、
生徒さんにアンプ内蔵のエンハンサー(エフェクター #03 エンハンサー参照)をかけてもらうと何とか聞き取れます。
こちらの生徒さんは、” それなりに大きな音 ”(注27)を出してもらっています。

このシステムでは、” それなりに大きな音 ” を出してもらうことが必要と感じました

やはり、無線の為に安定しません(Wi-Fiなので回線速度は遅めです)。

しかし、画像が遅れても音は聞き取れますので、レッスンには支障はありません。
ベースの音域を拾えるマイクがあれば、レッスンは可能です。

音楽録音可能な外部マイクがあれば、音質的には大丈夫でしょうが、この種類のマイクは意外と高価なので、レッスンのために購入されるなら、
オーディオ・インターフェイスとヘッドセットを購入された方が、価格、将来的にもベターだと思います。( ↓ 機材リンク参照)

機材に関して

色々と実験、実践してみた結果

オーディオ・インターフェイスとヘッドセットまたは、会話用マイク(なんでもOK)をご用意いただければ、回線速度に関わらず、充分にレッスンは可能です。
ループバック機能(注26)付きのオーディオ・インターフェイス(1万円前後からあり)とヘッドセット(千円台からあり)をご用意して頂ければ、何も問題なく、楽しくレッスンはできます。
(また、ご自分の演奏を PC で録音、ムービー制作、作曲などにも使用できます。)

音楽録音可能なマイクをお持ちの方は、PC のマイク入力端子に接続して、” それなりに大きな音 ” を出せる環境でお願します。

(注26)ループバック機能: PC の音とインターフェースからの音を同時に出力できる機能。
PC 内の音源に合わせて演奏した音をミックスして出力できます。
(注27)それなりに大きな音:通常の会話と同じ程度の音圧(ヴォリューム)。音域が低いので、実際には会話より高い音圧になると思います。
参考:オーディオ・インターフェイスを使用すると、音はこれを介して PC に送られるために、PC 内蔵マイクは使えなくなります。会話用のマイクが必要になります

機材リンク

オーディオ・インターフェイス

ART usb ミキサー
ART usb ミキサー
(ph : a)
YAMAHA AG03
YAMAHA AG03(ph : b)

STEINBERG UR22mkII
STEINBERG UR22mkII (ph : c)

この3機種にはループバック機能が付いています。
ph : a や ph : bのようなミキサータイプのものが使いやすいでしょう。もちろん、普段はミキサーとして使えます。
僕が使用しているのが ph : c です。
(SOUND HOUSE へのリンクを張っていますが、他のサイトでも購入できます。)
参考:STEINBERG はこれより新しいモデル(UR22c)を発売していますが、UR22c は USB 3 での接続時にPC が USB 3 に対応していないと、別途電源が必要になります。

ヘッドセット

ヘッドセット01
Audio-Technica
ヘッドセット02
ロジクール

ヘッドセットは、テレワーク用のものから、TV スタジオ、音楽ライブ用と、低価格から高価なものまであります。
ヘッドフォンとして使えるので、あまりに安いのは…とも思いますが、オンラインレッスン用ならば高価なものは必要ないと思われます。

録音用マイク

やはり、高価です。一応リンクを張っておきます。 → 録音用マイク

回線速度

上記のように、” 光 、ADSL ”どちらでも機材さえ揃えて頂ければ、レッスンは問題なく行えます

また、回線速度が遅くても、通信速度が安定している有線 LAN の方が音に関してはかなり有利なようです。
宅内を無線 LAN、Wi-Fi でご使用の方はレッスン時のみ LAN ケーブルで PC と接続して頂ければ、
より安定すると思います

どうも、無線での不安定は回線速度より PC の方の問題と思われます

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