
オンライン・レッスンの紹介をアップした時点では、生徒さんがおられませんでしたが、
現在、2名の生徒さんがオンライン・レッスンを受講されています。
オンライン・レッスンの現状や感想をお伝えします。
各生徒さんの状況と感想
生徒さんA
オンライン・レッスン ”接続例 C”でレッスンを行っています。
オーディオ・インターフェイス(オンライン・レッスン参照)とヘッドセット(ヘッド・フォンとマイクが一体型)を使用しています。(↓機材リンク参照)
この方に関しては、音源をPCで流して、それに合わせて演奏してもらうことも可能です。
ベースの音色まで分かります。
基本、全く問題ないのですが、生徒さんの宅内が無線LANの為に、まれに不安定になります。
光ケーブルなので回線速度は速いです。
ほぼ問題なくレッスン出来ています。
生徒さんB
PC内蔵のカメラ、マイクでレッスンを行っています。
オンライン・レッスン ”接続例 A”になります。
PC内蔵マイクのの性能上、低い音(2弦D以下の音)は拾ってくれませんので、
生徒さんにアンプ内蔵のエンハンサー(エフェクター#03 エンハンサー参照)をかけてもらうと何とか聞き取れます。
こちらの生徒さんは、”それなりに大きな音”を出してもらっています。
このシステムでは、”それなりに大きな音”を出してもらうことが必要と感じました。
やはり、無線の為に安定しません。(Wi-Fiなので回線速度は遅めです。)
音楽録音可能な外部マイクがあれば、大丈夫でしょうが、この種類のマイクは意外と高価なので、レッスンのために購入されるなら、
オーディオ・インターフェイスとヘッドセットを購入された方が、価格、将来的にもベターだと思います。(↓機材リンク参照)
機材に関して
色々と実験、実践してみた結果
オーディオ・インターフェイスとヘッドセットまたは、会話用マイク(なんでもOK)をご用意いただければ、回線速度に関わらず、充分にレッスンは可能です。
ループバック機能(注26)付きのオーディオ・インターフェイス(1万円前後からあり)とヘッドセット(千円台からあり)をご用意して頂ければ問題なくレッスンはできます。
それなりのマイクをお持ちの方は、ある程度の大きな音出せる環境でお願します。
(注26)ループバック機能:PCの音とインターフェースからの音を同時に出力できる機能。
PC内の音源に合わせて演奏した音をミックスして出力できます。
参考:オーディオ・インターフェイスを使用すると、音はこれを介してPCに送られるために、PC内蔵マイクは使えなくなります。会話用のマイクが必要です。
機材リンク
オーディオ・インターフェイス
この3機種にはループバック機能が付いています。
ph:aやph:bのようなミキサータイプのものが使いやすいでしょう。
僕が使用しているのがph:cです。(SOUND HOUSEへのリンクを張っていますが、他のサイトでも購入できます。)
参考:STEINBERGはこれより新しいモデル(UR22c)を発売していますが、UR22cはUSB3での接続時にPCがUSB3に対応していないと、別途電源が必要になります。
ヘッドセット
ヘッドセットは、テレワーク用のものから、TVスタジオ、音楽ライブ用と、低価格から高価なものまであります。
ヘッドフォンとして使えるので、あまりに安いのは…とも思いますが、オンラインレッスン用ならば高価なものは必要ないと思われます。
録音用マイク
やはり、高価です。一応リンクを張っておきます。→録音用マイク
回線速度
上記のように、”光、ADSL”どちらでも機材さえ揃えて頂ければ、レッスンは問題なく行えます。
また、回線速度が遅くても、通信速度が安定している有線LANの方が音に関してはかなり有利なようです。
宅内を無線LAN、Wi-Fiでご使用の方はレッスン時のみLANケーブルでPCと接続して頂ければ、
より安定すると思います。
どうも、無線での不安定は回線速度よりPCの方の問題と思われます。
オン・ラインレッスンのレッスン料、他の詳細はこちら→オン・ラインレッスン
オンライン・レッスンに興味のおありの方、ご連絡ください!
お問い合わせお待ちしております。